<W杯>「サッカー未亡人」の駆け込み寺に、映画館の観客8割が女性―中国

Record China    2010年6月20日(日) 4時55分

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17日、サッカーW杯の影響で、映画館の客層に変化が起きている。W杯観戦に夢中の夫や恋人にかまってもらえない「サッカー未亡人」が映画館を駆け込み寺として利用しているため、女性客が増加しているという。写真は北京の映画館。

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2010年6月17日、東南新聞網によると、サッカーW杯の影響で、映画館の客層に変化が起きている。W杯観戦に夢中の夫や恋人にかまってもらえない「サッカー未亡人」が映画館を駆け込み寺として利用しているため、女性客が増加しているという。

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記事によると、W杯開幕後、映画館の業績が思わしくない。福建省アモイ市内の多くの映画館では、端午節(端午の節句)の連休(今年は6月14〜16日)中の観客数が普段と比べて15%程度減少した。同時に客層にも変化が見られ、通常は男女比率は4対6だが、W杯開幕後は2対8となり、女性客の割合が増加している。

映画を見に来ていた陳さんは「夫はずっとW杯を見ているけど、私はサッカーに興味がないし、友達に声をかけたら同じような状況だったので一緒に映画を見に来ました」と話し、「W杯は4年に1度だから仕方ないです」とあきらめ気味だった。

また、中国では映画館にとって夜間営業のゴールデンタイムである午後7時30分と午後10時が今回のW杯のゲーム開始時間に当たるため、映画館の業績不振には時差も大きく影響しているとみられる。(翻訳・編集/HA)

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