Record China 2010年6月20日(日) 18時21分
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19日、華夏時報は記事「iPadの中国発売、ネックは中国語コンテンツの不足=アップルは方正らと交渉中か」を掲載した。以前報じられた商標問題も解決間近だという。写真は今年4月、米ニューヨーク市のアップルストア。
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2010年6月19日、華夏時報は記事「iPadの中国発売、ネックは中国語コンテンツの不足=アップルは方正らと交渉中か」を掲載した。以下はその抄訳。
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初代iPodが1年半、初代iPhoneが74日、そしてiPadはわずか28日。これは販売台数100万台達成にかかった日数だ。アップルの新製品iPadは世界的な注目を集めている。アップルはiPhoneに続き、iPadでも中国進出を狙っている。カギはコンテンツの確保だ。
業界関係者によると、アップルはすでに中国のコンテンツプロバイダーとの交渉を開始しているという。iPadの目玉機能とも言える電子書籍コンテンツ確保が狙いだ。中国の電子書籍プロバイダーのうち、漢王網上書城は自社電子書籍端末にのみコンテンツを供給している。盛大文学のコンテンツは小説に集中している。そうなると残る提携先候補は方正旗下の番薯網しか残されていない。番薯網は台湾企業エイサーの電子書籍リーダーにもコンテンツを提供していることから、アップルとの協力は比較的容易と見られる。
また以前報道された商標問題も解決に向かって進んでいる。中国の唯冠科技は2001年、「コンピューターの関連商品」分野の商標「IPAD」を登録している。すでにアップルは交渉を進めており、まもなく商標譲渡で合意する見通しだという。コンテンツ確保、商標問題などの障害がクリアされれば、今夏にもiPadの中国販売が始まるとも伝えられている。(翻訳・編集/KT)
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