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改革で見失われた「大学の精神」=定量評価やめ学問的伝統を取り戻せ―復旦大学長

Record China    2010年6月24日(木) 7時31分

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2010年6月22日、中国青年報は、復旦大学の楊玉良校長のインタビュー記事を掲載した。楊校長は、中国の大学は功利と流行を追い求めるあまり、精神的な虚脱に陥っていると厳しく批判した。写真は今年6月、北京大学図書館の前で記念撮影する卒業生。

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2010年6月22日、中国青年報は、復旦大学の楊玉良(ヤン・ユーリャン)校長のインタビュー記事を掲載した。中国では大学改革が声高に叫ばれ、世界の一流を目指すという勇ましい言葉が唱えられているが、むしろそうした改革はマイナスだと楊校長は見ており、功利と流行を追い求めるあまり精神的な虚脱に陥っていると厳しく批判した。以下はその抄訳。

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楊校長は直接的な利益ばかりを追い求めていることが中国の大学の問題点だと考えている。試験に合格しさえすれば、就職できさえすればいいと考えている教員、学生が多い。専門を選ぶのも興味からではなく、金を稼げるか、出世できるかを考えてのもの。研究者は論文の評価とプロジェクトをクリアすることに奔走し、学問的な出発点を忘れている。もし大学まで汚職にまみれ、性の取引が横行しているのならば、社会の信頼も得られないと楊校長は話した。

虚脱から抜け出し、精神を養うためには、伝統を築き正しい姿に回帰することが必要だという。具体的には、現在流行する個々の研究者や大学を対象とした定量評価をやめなけれえばならないと提言した。かつて米ハーバード大学のロールズ教授は主著『正義論』を完成させることに没頭、15年もの間、一切の論文を発表しなかった。それでも授業には真剣に取り組み、学生たちも尊敬していた。サイテーションインデックス(SCI、被引用数によって論文の評価を決定するシステム)を利用し、個々の論文を点数で評価するシステムで、偉大な研究者を育てることができるだろうかと疑問を投げかけ、復旦大学では海外の研究者に学部評価を委託するなど新たな方法を試していると明かした。(翻訳・編集/KT)

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