2010年6月25日、国際サッカー連盟(FIFA)関係者は、「次回W杯でのアジア枠削減が検討中」との報道に対し、全くの誤報だと否定した。26日、都市快報が伝えた。

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アジア枠削減のニュースを最初に伝えたのは日本メディア。昨年、FIFA理事を務める日本サッカー協会の小倉純二副会長は「アジア予選は楽だと言われてしまっている。（現在の）4．5枠を守ることは大変だ」と発言した。削減が具体的な議題に上がっているというよりもアジアの代表に発破をかける狙いだったと思われるが、中国メディアが転載するうちに、「本当に枠が削減されるのでは」との不安を生み出すこととなった。

中国メディアの取材を受けたFIFA関係者は、「W杯出場枠の割当は厳格な制度があります。各大陸のパフォーマンスによって決まるのです。W杯開幕前にこうした発言をしたということは、単に奮起を期待してのものでしょう。FIFAの考えではありません」とコメント。そして日韓がグループリーグ突破を果たしたことについては素晴らしいと評価、ただし「出場枠の割当は過去数大会の成績で決まります。アジアは今後も努力が必要です」と釘を刺した。（翻訳・編集/KT）