2010年6月28日、中国の送電大手・中国国家電網公司の関係者はアジア風力エネルギー大会で、2010年末までに電気自動車（EV）向け充電設備100カ所以上を建設する計画を明らかにした。中国の各メディアが伝えた。

中国政府は2020年までにEVなどの新エネルギー車の販売台数を新車販売全体の5割の6500万台に引き上げる計画。新エネ車普及には充電インフラの整備は不可避であり、市場のポテンシャルも非常に大きい。国家電網公司の関係者は「コスト度外視で建設を進める」と述べた。

同関係者によれば、充電施設は従来の給油所に似た充電ステーションのほか、限られた場所でも設置できる電柱のような「充電スポット」、立体駐車場のような「立体充電設備」の計2タイプも建設する。（翻訳・編集/東亜通信）