<W杯>公式球ジャブラニが不評なのは「中国製だから」ではない!中国紙が猛反論

Record China    2010年7月1日(木) 22時53分

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6月30日、W杯南アフリカ大会の公式球・ジャブラニの不評の原因が「中国製」であるとの見方が広まっていることに対し、中国紙が「ひどい偏見だ」と反論した。写真は江蘇省南京市内のデパートに展示されたジャブラニと公式マスコットのザクミ。

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2010年6月30日、中国紙・中国青年報は、サッカーのワールドカップ(W杯)南アフリカ大会の公式球・ジャブラニの不評の原因が「中国製」であるとの見方が広まっていることに対し、「ひどい偏見だ」と反論した。

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アディダス社製のジャブラニは、中国江西省九江市の台湾系スポーツ用品工場で生産している。記事によれば、W杯開幕当初から「軌道が読みにくい」「球速が速すぎる」「雑貨屋から買ってきたみたいだ」などの不満や苦情が続出しているが、各メディアは「中国製」であることをわざわざ強調する論調で報道。こうした現象に対し、記事は「何を暗示しているのか」と不快感を表し、「わざわざ生産国が中国であることを出す必要があるのか。設計の責任はアディダスにある」と反論した。

記事はさらに、98年のフランス大会でも公式球に対する不満の声が上がったが、最後はうやむやに終わったことを挙げ、これは「中国製ではなかったからなのか。中国製だったらどうなっていたのか」と指摘。中国製は確かにまだ改善の余地があり良いイメージばかりではないが、生産の過程に問題があったという証拠もなく騒ぎ立てるのは全くの言いがかりだ、と怒りを露わにした。(翻訳・編集/NN)

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