2010年6月29日、3Gソリューションプラン大手の米CCIグループの合基電訊は、重慶市保税港区で新会社、重慶合基電訊科技を開業した。開業式典に出席した合基電訊のジョン・コリンズ総裁は、今後数カ月以内に重慶市保税港区内に研究開発（R＆D）拠点1カ所と生産拠点2カ所、トレーニングセンター1カ所を設立する方針を表明。3年以内に同保税港区のハイテク企業としては初の上場も計画しており、5年で売上高を20億人民元に増やす。地元紙が伝えた。

CCIは米国で50％のシェアを有しており、中国では上海と江蘇省蘇州市にR&D・生産拠点を持つ。同社が西部地域に拠点を設けるのは初めて。

陳永昌・最高経営責任者（CEO）は同市はネットワーク基地局の密度が中国の中で最も高く、2万カ所以上。そのため新会社では高品質の3G無線ネットワークソリューションを提供すると同時に、保税港区内でアンテナや設備の組み立て工場を建設することで、ハイテク通信製品の生産も強化する計画だ。（翻訳・編集/東亜通信）