中国版デビット「銀聯カード」、台湾でATMの利用が可能に―中国

Record China    2010年7月5日(月) 20時55分

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6月30日、中国で発行された銀聯カードが、台湾に設置されている18行約1万6000台のATM(現金自動預払機)で利用可能になった。写真は銀聯カード。

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2010年6月30日、中国で発行された銀聯カードが、台湾に設置されている18行約1万6000台のATM(現金自動預払機)で利用可能になった。この台数は台湾に設置されているATMの総台数の約64%にあたる。7月1日付で中国新聞社が伝えた。

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同日以降、ATMを利用してニュー台湾ドルの引き出しや残高確認が出来る。銀聯カードは、昨年8月から台湾の百貨店、ショップ等での取り扱いが開始されており、今回のATMの利用開始はそれに続く第2弾の機能拡張となる。

台湾・台北市で開催された「銀聯カードのATM取り扱い開始セレモニー」で、銀聯カードの運営企業・中国銀聯(チャイナ・ユニオンペイ)の許羅徳(シュー・ルオダー)総裁は、「ATMの利用開始は、銀聯カードホルダーに利便をもたらすだけでなく、中台の交流にさらに大きく貢献するだろう」と語った。中華民国銀行公会の劉灯成(リウ・デンチョン)常務理事は、「中国から昨年台湾を訪れた観光客は約96万人に上り、今年は100万人突破が見込まれている。ATM業務開始は台湾の観光産業全体の発展に大いに役立つ」と期待を示した。(翻訳・編集/HA)

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