<W杯>日韓選手が続々と欧州に移籍、傍らで指をくわえている中国選手―中国メディア

Record China    2010年7月7日(水) 12時16分

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6日、W杯南アフリカ大会で活躍した日本や韓国の選手が続々と欧州移籍を決める中、本戦という“見本市”に出場できなかった中国選手にはそのチャンスすらないと中国メディアが嘆いた。写真はグループリーグ日本対デンマーク戦の戦績を伝える新聞が並んだ販売ラック。

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2010年7月6日、中国のスポーツサイト・捜狐体育は、サッカーのワールドカップ(W杯)南アフリカ大会で活躍した日本や韓国の選手が続々と欧州移籍を決める中、本戦という“見本市”に出場できなかった中国選手にはそのチャンスすらないと嘆いた。

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今大会でアジア勢の4強入りはならなかったが、存分にその実力をアピールした日本や韓国の選手に5大リーグから熱いオファーが続々と舞い込んでいる。記事は、これも全てW杯効果だとした上で、日本や韓国の選手は自国サッカーの実力向上に伴い、欧州への道が限りなく広がっているが、反対に本戦に出場できなかった中国の選手は、スコットランドのセルティックに所属していた鄭智(ジョン・ジー)選手など欧州からの撤退が相次いでいると指摘した。

記事によれば、欧州移籍組の代表的存在だった元イングランド・エヴァートンの李鉄(リー・ティエ)選手や鄭選手は今大会の試合を見て、「日本、韓国、北朝鮮の躍進はいずれも欧州組の活躍によるもの。中国サッカーが彼らを追い抜くには同じように選手を欧州に送り込むしか道はない」と語った。中国サッカー界の新トップ、韋迪(ウェイ・ディー)氏も「中国サッカーを救う道は選手を欧州に移籍させることだ」との見方を示している。

だが、いくら欧州入りを希望しても受け入れ先がなければかなわない。事情通によれば、以前は「イングランドかイタリアしか行きたくない」と選り好みをしていた選手たちも今では自分たちの立場を悟ったのか、欧州の二流、三流チームへの移籍もいとわなくなった。だが、それでも中国選手を欲しいというチームはほとんどない。中国選手の欧州への道は果てしなく険しいが、記事は「W杯本戦にも出られないのだから仕方がない」と冷静に分析した。(翻訳・編集/NN)

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