中国が日本国債の第2の保有国に、今年に入ってから急拡大―中国メディア

Record China    2010年7月7日(水) 20時45分

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7日、中国共産党系メディアは日本メディアの報道を引用し、中国が日本国債の第2の保有国になったと報じた。写真は東京。

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2010年7月7日、中国共産党機関紙・人民日報(電子版)は日本メディアの報道を引用し、中国が日本国債の第2の保有国になったと報じた。

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記事は、6日付日経新聞(電子版)が「中国が今年に入ってから日本国債への投資を拡大。1−4月の累計は5410億円に達し、05年通年の額を上回った」と報じたと伝えた。中国の09年の証券売買は800億円の売り越しだったのが、一気に動き、4月の時点で中国の日本国債保有高は英国に次ぐ世界第2位となった。日本国内ではこの動きは今後もさらに続くと見られているが、上海師範大学の孫茂輝(スン・マオホイ)主任は「規模はそれほど大きくはならない」との見方を示した。

中国紙・国際金融報は複数のアナリストの話として、中国政府は外貨準備の運用先を多元化させる狙いがあると報じた。今回の日本国債の買い増しは期間1年以内の短期債が中心だという。中国の国家外為管理局は「中国は責任のある長期投資家として、外貨準備の投資先を常に分散化するという原則を貫いている。欧州市場は今までも現在も、そしてこれからも主要な投資先の1つだ」と改めて強調した。(翻訳・編集/NN)

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