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7日、中国で初の新進メディアに関する白書「中国新メディア発展報告(2010)」が公開された。インターネットのあり方が“草の根”から“主流”へと変わったと指摘されている。写真は中国大手動画ポータル「激動網(JOY.CN)」。
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2010年7月7日、中国新聞社によると、中国社会科学院新聞・メディア研究所と科学文献出版社の合同による国内初の新進メディアに関する白書「中国新メディア発展報告(2010)」が公開された。インターネットのあり方が大きく変わったと指摘されている。
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社会科学院の李慎明(リー・シェンミン)副院長によれば、1994年から2010年の16年間で、中国の情報産業は年平均26.6%を超える成長を遂げ、経済規模は中国の全工業業種で最大、国民経済をリードする産業にまで成長した。
インターネットの急速な成長と普及によってメディアのあり方も変化し、報道においてはインターネットが主流媒体となった。白書は、かつて中国におけるインターネットは“草の根”的存在として機能していたが、現在では主要メディアとなっているとし、中国のインターネットメディアが10年余りの期間を経て成熟段階に入ったことを象徴していると指摘している。
同白書は、ニュースサイト、BBS、ブログ、SNS、動画サイト、モバイルサイトなどの新進メディアを対象に、報道形態の動向や3Gの普及状況、ネット世論、動画サイトの発展と管理体制、オンラインゲームのリスク、漫画アニメ産業の動向、グーグル問題、青少年への影響などについて報告している。(翻訳・編集/岡田)
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