青春<レコチャ広場>中国のパスポートは極めて不便、移民ブームはこれが原因?

Record China    2010年7月11日(日) 10時17分

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7日、在米中国人が「大国の小さなパスポート」と題した記事を中国のブログサイトに掲載、中国のパスポートの不便さを訴えた。写真は中国のパスポート。

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2010年7月7日、在米中国人が「大国の小さなパスポート」と題した記事を中国のブログサイトに掲載、中国のパスポートの不便さを訴えた。以下はその要約。

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先日、私はダブリンから米国へ戻ろうとした。しかし、トロントでのトランジットの際にカナダのビザが必要と言われ、搭乗を拒否されてしまった。色々と調べた結果、カナダのビザを得るためにはロンドンまで出向かねばならず、結局最終的に米国への直行便のチケットを購入する羽目になった。一般の西洋人よりも2000ドル以上は余分な費用が掛かっただろう。

最近、米国でロシアのスパイが逮捕された。その中にアイルランドのパスポートを所持していたスパイがいた。アイルランドは小さな国だが、パスポートの有効範囲は極めて大きい。中国は大国と称しているにもかかわらず、ビザが免除されている国はアフリカのいくつかの国など、ほんのわずかに過ぎない。

空港ではアイルランド人、カナダ人、米国人など各国の旅行客がスムーズに税関を通過していく。しかし中国のパスポートを持っている限り、一歩進むのさえ難しい感じがする。

大部分の西洋人が持つパスポートは、多数の国を往来するのに何の障害もない。しかし中国のパスポートは単なる身分証明書に過ぎず、決して通行証ではない。アイルランドの知人に聞くと、同国のパスポートは非常に便利で、米国行きに関しても就労ビザ以外はビザが不要だという。

私が米国に来たばかりの頃、インドを含めて他国の学生のビザの有効期限は大部分が5年だったにもかかわらず、中国の学生の有効期限は半年間だった。その後両国間で様々な折衝が持たれ、現在、ビザの有効期限はようやく1年に延長された。

最近、中国の富裕層や中産階級に移民ブームが起きていると聞いた。私はこうした些細なことからブームの原因が分かった。中国のパスポートが本当に役に立つようになったら、このトレンドが少しは変わるかも知れないと思っている。(翻訳・編集/HA)

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