各国元首の年間所得、1人当たりGDPとの格差最大はケニアの240倍―英誌

Record China    2010年7月13日(火) 11時36分

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9日、各国元首の年間所得が各国の国民1人当たりGDPの何倍に当たるのかを英経済誌が分析・発表した。国民1人当たりGDPとの開きが最も大きかったのは、ケニア首相の約240倍だった。写真は北京市のスーパーの買い物客。

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2010年7月9日、英経済誌・エコノミストはこのほど、各国元首の年間所得が各国の国民1人当たりGDPの何倍に当たるのかを分析し、発表した。それによると、国民1人当たりのGDPとの開きが最も大きかったのは、ケニアのライラ・オディンガ首相(年間所得約43万ドル)の約240倍だったことが分かった。逆に差が最も小さかったのはインドで、続いて中国という結果だった。新華網が伝えた。

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同誌は各国の統計、メディアの報道、国際通貨基金(IMF)のデータなどを基に、各国元首の年間所得が各国の国民1人当たりGDPの何倍に相当するかを分析した。その結果、最も開きが大きかったのはケニアの約240倍で、続いてシンガポールの約40倍、続いてインドネシア、南アフリカ、香港の順だった。また調査対象の元首の中では、シンガポールのリー・シェンロン首相が約218万ドルで最も高額だった。

フランスのサルコジ大統領の年間所得(約30万ドル)は、国民1人当たりのGDPの約8〜9倍で、7番目に国民の平均所得との差が大きかった。米国(オバマ大統領、約40万ドル)、日本、ドイツ、アイルランド、ロシアオーストラリア英国などはそれぞれ、各国の1人当りGDPの約5〜9倍となっている。

一方、差が最も小さかったのはインドで、続いて中国、ポーランド、カナダ、イスラエルの順だった。(翻訳・編集/HA)

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