中国、2020〜25年には米国を上回る世界最大の経済体に―米紙

Record China    2010年7月13日(火) 10時12分

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10日、米紙はこのほど、中国経済はいつ米国を上回る力を持つのか、という記事を掲載した。これまでの予測は現実からかけ離れているという。写真は北京の住居取り壊し現場。

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2010年7月10日、環球時報によると、米クリスチャン・サイエンス・モニター紙は6日、中国経済はいつ米国を上回る力を持つのか、という記事を掲載した。

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中国経済は、2008年にはドイツを抜いて第3位の経済体に、2009年にはドイツを抜いて世界最大の輸出大国に、米国を抜いて最大の自動車市場となった。2010年には日本を上回り、世界第2位の経済体になると目されており、着実に前進を続けているが、実際のところ中国経済はいつ米国を上回るのか。具体的な年を示すことはできないものの、様々な統計データから、2040〜2050年に上回るのではないかというこれまでの予測は控えめすぎて、現実からかけ離れていると記事は指摘する。

2009年、米国の名目上GDPは約14兆2600億ドル。一方、中国は34兆500億元で、2009年の平均為替レートで計算すると4兆9800億ドルとなり、米国のGDPは中国の2.86倍。2001年以降の平均成長率が今後も続く場合には、2020年には中国は世界最大の経済体になる。今後の米中の経済成長や人口規模、人民元切り上げなどの要素を考慮しても、2020〜2025年の間に中国が世界最大の経済体になる可能性が高いとしている。(翻訳・編集/岡田)

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