<W杯>ソニーやアディダスに公式パートナーとしての投資効果はあったのか?―中国紙

Record China    2010年7月13日(火) 17時24分

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12日、スペインの初優勝で幕を閉じたW杯南アフリカ大会。中国紙は、オフィシャルパートナーであるソニー、アディダス、VisaのW杯効果について総まとめを行った。写真は江蘇省南京市内のアディダスショップに飾られたW杯公式球「ジャブラニ」。

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2010年7月12日、スペインの初優勝で幕を閉じたW杯南アフリカ大会。世界で初めてW杯を3D映像化したソニー、公式球「ジャブラニ」を提供したアディダス、クレジット大手のVisa。中国紙・中国証券報は、これらオフィシャルパートナーのW杯効果について総まとめを行った。

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まずは、アディダス。06年W杯でパートナーを務めた際は、同年の売り上げが前年比52%増、初の100億ユーロ(約1兆1000億円)を達成。「より完全な球体」に近づけたという公式球「ジャブラニ」の評価は賛否両論だが、消費者に画期的な技術を見せつけたという点では成功か。今大会では当然、06年当時を上回る見返りが期待されている。

日本企業で唯一名を連ねるソニー。「デジタルライフ」ジャンルのパートナーとして、07年〜14年までの契約で総額約330億円という莫大なスポンサー料を払っている。その見返りは、W杯ロゴマークの使用、広告ボードやテレビCM枠の優先交渉権、3D撮影に使われる技術や機材はすべてソニー製が占める、といったところ。ソニーはこれにより苦しい経営状態から抜け出したい考えだが、一部では悲観的な見方も出ている。

Visaも07年〜14年までの契約で約3億ドル(約266億円)を支払っているが、こちらはソニーと違い早くもW杯効果が表れている。6月に入ってから南アフリカでの外国人旅行客のVisaカード利用額は1億2800万ドル(約110億円)、前年同期比54%増(8300万ドル増)を記録した。(翻訳・編集/NN)

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