Record China 2010年7月16日(金) 8時14分
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12日、ロシア軍事ニュースサイトは、中国の武器輸出ビジネス成功の背景について、ロシア政府が研究するよう命じたことを報じた。写真は今年6月、第3回中国無人機展覧会で初公開された無人攻撃機・藍鷹AD200。
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2010年7月12日、ロシア軍事ニュースサイトは、中国の武器輸出ビジネス成功の背景について、ロシア政府が研究するよう命じたことを報じた。13日、東方網が伝えた。
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7日、ロシア大統領府はネットで「中国の武器、軍事装備輸出メーカーの戦略と戦術的特徴=成功と主要な競争的優位」をテーマとした研究を募集した。20万ルーブル(約58万円)の研究費が支払われるという。研究公募はロシア政府が中国を武器輸出国として警戒していることを示す2つめのシグナルになったと記事は指摘した。
1つめのシグナルとなったのは、中国とパキスタンが共同開発した戦闘機・梟龍(FC-1)用エンジンの売却凍結。FC-1はロシアが売り込んでいるエジプトで有力なライバルとして浮上してきた。ロシアとエジプトとの交渉は数年間停滞が続いているが、FC-1はエジプト国内でのライセンス生産に大きく前進しているという。
ロシアの専門家によると、FC-1の性能はミグ29に劣るが、価格面は1000万ドル(約8億8700万円)とミグ29の3500万ドル(約31億円)の3割程度と安く、優位に立っている。近年、中国軍需工業の成長は著しく、先日はベネズエラに練習機K-8を販売するなど、輸出にも成功している。しかしロシアの軍事ジャーナリストは中国が生産している兵器はロシア製の模造品であり、問題は深刻化していると分析している。(翻訳・編集/KT)
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