2010年7月15日、国際在線によると、上海市金山区警察当局は2か月近い捜査を経て14日、上海万博グッズのコピー商品製造・販売業者を摘発した。製造された同コピー商品の価値は総額1200万元（約1億5600万円）以上にもなるという。

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記事によると5月20日午後7時ごろ、金山区公安分局の警察官が高速道路上を走る貨物トラックを検査したところ、大量の上海万博関連商品が積載されているのを発見した。そのなかには上海万博のロゴの入った記念硬貨、印章、切手などが含まれており、鑑定の結果、すべてコピー商品であることがわかり、警察当局はただちに捜査を開始した。

逮捕されたのは浙江省平陽県出身の17人。コピー商品を製造、印刷、保管、販売する拠点24か所も家宅捜索された。押収されたのは上海万博関連の記念硬貨、印章、手提げ袋、包装用の箱、特許証明書、コレクター証書、CD-ROMなど6万4843個のほか、パッド印刷機用のシリコンパッド238個、コンピュータ、印刷機、フィルムなど多数に及んだという。（翻訳・編集/津野尾）