Record China 2010年7月17日(土) 8時34分
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16日、中国サッカー協会がFIFAに対して2026年W杯の開催権を申請することを、中国国家体育総局に正式に申し入れたと協会幹部が発表した。写真は天津市の野外スクリーンでW杯南アフリカ大会を観戦する人々。
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2010年7月16日、人民網によると、中国サッカー協会トップの韋迪(ウェイ・ディー)氏が、同協会がFIFAに対して2026年W杯の開催権を申請することを、中国国家体育総局に正式に申し入れたと発表した。
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記事によると、南アフリカ大会の成功によって中国サッカー協会幹部らも気を吐いている。韋氏は今回、中国サッカー協会の視察団を引き連れて2度南アフリカに飛び、グループリーグ10試合、そして準決勝と決勝を観戦。視察団には体育総局幹部の崔大林(ツイ・ダーリン)はじめサッカー管理センター幹部、サッカー協会幹部、中国リーグのスポンサー企業・中超公司の責任者など十数人が参加したという。
中国サッカー界には「偽ボール」問題やサッカー賭博など醜聞が絶えず、開催への不安要素も存在する。しかし韋氏は「当初の南アフリカのランキングは中国より低く、国内リーグもだめ。こんな国でもW杯を成功させられたのに、中国になぜできない?」と自信たっぷりだ。さらに「あと16年もあれば、中国サッカー界の問題も解決できる。W杯の開催国にならないで、サッカーをやる意味があるのか」と意気込む。
今年12月にFIFA理事会で2018年と2022年の開催国が決定される。日本、韓国、カタール、オーストラリア、米国、英国、スペインとポルトガルなどが申請しているが、FIFAには開催国決定に関して、各大陸間の持ちまわりで開催するという不文律がある。2002年大会から2014年大会まではそれぞれアジア、欧州、アフリカ、南米で開催されているため、2018年から2026年までの3大会は必然的に北米、欧州、アジアのいずれかになる見通しだ。FIFAが中国の国際的地位と影響力を考慮して中国開催を決める可能性もある、と記事は指摘した。(翻訳・編集/津野尾)
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