Record China 2010年7月21日(水) 12時32分
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2010年7月19日、北京市で人民解放軍の将官昇進式典が開催された。新たに11人の大将が誕生したが、その多くが重大な事件で指揮を執った経験の持ち主だという。写真は2008年、四川大地震被災地。休息する人民解放軍兵士。
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2010年7月19日、北京市で人民解放軍の将官昇進式典が開催された。新たに11人の大将が誕生したが、その多くが重大な事件で指揮を執った経験の持ち主だという20日、中国新聞網が伝えた。
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香港紙・文匯報は、2004年9月以来となる大規模な昇進人事だったと分析。11人という数だけではなく、本部、大軍区、軍直轄機関などさまざまな所属から選ばれたことに注目している。
また新たな将官は重大事件で指揮を執った経験があるのも特徴。李世明(リー・シーミン)大将は四川大地震救済を指揮、劉成軍(リウ・チョンジュン)大将は2007年に他国と共同での対テロ軍事演習の副指揮官を務めた経歴を持つ。
香港紙・大公報は、情報化が進む現代戦にあわせて高学歴の理系出身者が多いと分析。昇進した全員が国防大学、共産党中央党校で学んだ経歴を持っている。多くは著名な軍事学校を卒業後に入隊した。一方で現場での経験が豊富なことも特徴で、昇進者の過半数は野戦部隊の軍団長を務めた経験があるという。シンガポール華字紙・聯合早報は、中国政府が軍高官の若返りを進めていると指摘。今回も若くして大将に昇進した者が少なくない。(翻訳・編集/KT)
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