中国外来魚は「公害」、米国地方政府が告訴=華人は「食べればいいのに」とどこ吹く風―中国メディア

Record China    2010年7月22日(木) 20時1分

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中国では食材として愛されているハクレン。「砂鍋魚頭」などの料理は絶品だ。ところが米国では憎しみの対象。なんとついに裁判で訴えられる騒ぎになってしまった。写真は2005年、長江で釣り上げられた大物のハクレン。

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2010年7月21日、中国新聞社によると、ハクレンは中国では食材として好まれ、「砂鍋魚頭」などの料理は絶品だが、米国では憎しみの対象。なんとついに裁判で訴えられる騒ぎになってしまった。

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19日、五大湖付近の5州は共同で、現地では「アジアゴイ」と呼ばれているハクレンを告訴した。ハクレンの生息地域がこれ以上広がらないようにするため、米陸軍と現地水利管理部門が保有する五大湖へと通じる水門を閉鎖するよう、裁判所が命令することを求めている。

ハクレンがこれほど憎まれているのは、単に外来生物であるだけではない。人間の安全に危害を加える、現地経済に悪影響を与えているなど、さまざまな罪名が挙げられている。ハクレンを駆除するため、電気を流したネットの設置や毒の使用など対策が講じられてきたが、目立った効果はあがっていない。

今や「公害」扱いのハクレンだが、米国在住華人はこれを一笑に付している。現地の中国語ネット掲示板には米国のレストランも「砂鍋魚頭」をメニューに加えればいいという提案がしばしば書き込まれているほか、「ググれば中国企業の買い付け情報がすぐに見つかるのに」といった意見もあるようだ。(翻訳・編集/KT)

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