Record China 2010年7月24日(土) 10時30分
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22日、中国の自動車販売市場が7月の端境期に入る中、メーカーが値下げに動き始めた。値下げの波が8月にピークを迎えるという見方も出ている。
2010年7月22日、中国の自動車販売市場が7月の端境期に入る中、メーカーが値下げに動き始めた。値下げの波が8月にピークを迎えるという見方も出ている。
吉林省・長春モーターショーが開催された7月15日から22日までの期間、複数社が値下げを発表した。現代自動車が出資する北京現代は「エラントラ」の中国仕様車「伊蘭特・悦動」を9万6800元に値下げ、起亜自動車系の東風悦達起亜汽車は「フォルテ」の中国モデル「福瑞迪」を9万2800元に値下げした。東風プジョーシトロエン、一汽トヨタも値下げを発表した。
全国乗用車聯席会の崔樹東副秘書長は、「メーカーの在庫圧力は増しており価格競争は今後も続くとみられる。現在の値下げはその前奏に過ぎず、本格的な値下げの波は8月に来るだろう」と述べた。
値下げはメーカーにとっては「両刃の剣」。一汽トヨタは新型「カローラ」を1万5000元値下げしたが、下半期の販売目標である4万台で計算すると、6億元の減収となる。企業は利益を削って販売台数を確保することになる。(翻訳・編集/東亜通信)
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