北京は世界の国際都市にはまだ及ばない―中国研究機構

Record China    2010年7月24日(土) 5時24分

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20日、世界各国の都市計画に関する中国の研究機構・北京世界都市研究基地は、北京が依然としてニューヨーク、ロンドン、東京など世界的都市に比べ、大きな差があるとした。写真は北京市。

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2010年7月20日、世界各国の都市計画に関する中国の研究機構・北京世界都市研究基地が構築中の「世界都市指標システム」では、北京が依然としてニューヨーク、ロンドン、東京など世界的都市に比べ、大きな差があるとしている。新京報が21日付で伝えた。

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北京は金融、貿易、観光など各方面で世界の国際都市に比肩するか否か―世界のトップ大学の数、5つ星ホテルの数、留学生数、都市としてのネームバリューなど36項目で分析していく調査。それぞれの項目別にニューヨーク、ロンドン、東京など海外の大都市や、香港、上海など国内の大都市と発展度を比較する。北京世界都市研究基地は、北京を国際化都市に押し上げる戦略づくりを目的に今月15日に設立されたばかり。北京市社会科学院の傘下で、市機関・国家機関のメンバーや各方面の専門家を招へいして研究を進める。

同基地の唐●(タン・シン/●=「金」三つ)事務総長は「現在、世界の三大都市はすべて先進国にある。北京は途上国の都市として世界的規模にまで食い込めるかどうかを課題としている。そこへたどり着くにはまだまだといった段階だが、それがどの程度の格差であるのかについては『世界都市指標システム』が完成すれば具体的に見えてくるだろう」と今後の意気込みを語った。また、北京市社会科学院都市問題研究所所長助手の斉心(チー・シン)氏は、「都市の国際化はしっかりとした計画に基づき進めるべき。バランスのよい発展を遂げられなければ、市民の経済格差の拡大や失業率上昇などを招くだろう」としている。(翻訳・編集/愛玉)

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