2010年7月、AFP通信は、ますます多くの外国企業が北朝鮮に進出していると報じた。23日付でシンガポール華字紙・聯合早報が伝えた。

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北朝鮮での会社運営にはさまざまな困難がつきまとう。少数とはいえ、苦難を恐れぬ欧州企業が北朝鮮への進出を続けている。映画、アニメ、ゲーム、ソフトウェア、デジタル地図、絵の模倣などの分野にいる優れた人材と安い労働コストが魅力だ。

特に北朝鮮の通信業には人材が多い。その技術レベルは他の発展途上国をはるかに凌いでいる。通信分野ならば、国際社会の制裁にも該当しないため、多くの外国企業が北朝鮮でのビジネスチャンスをつかもうとしている。こうした欧州企業が平壌市に送り込んだ駐在員は100人に上るという。

2007年に北朝鮮で情報企業を設立したドイツ人ビジネスマンによると、北朝鮮には教育を受けた、才能あるエンジニアが多いという。その優れた人材を安く雇えるのが魅力。「中には純粋な好奇心だけで、外資で仕事をしてみたいとやってくるエンジニアもいる」と話している。（翻訳・編集/KT）