初の地下避難所が完成、震災教訓に2千人収容―四川省成都市

Record China    2010年7月27日(火) 11時35分

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23日、 四川省で初めての地下避難所が先ごろ、成都市温江区に完成した。同市は自然災害や戦時の際の避難所計35カ所の整備を進めている。写真は四川大地震の被災地。

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2010年7月23日、 四川省で初めての地下避難所が先ごろ、成都市温江区に完成した。同市は自然災害や戦時の際の避難所計35カ所の整備を進めている。うち温江区では地上と地下に計6カ所を整備する。成都市は最終的に計1000カ所の緊急避難場所を設置する計画という。地元紙が伝えた。

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地下避難所は、同区中心部の複合ビル「繁華時代広場」内にあり、地下駐車場に隣接。事務室、警備室、医務室、倉庫など5部屋と洗面施設が設置されている。倉庫には防潮板、マット、拡声器など防災用品が保管されている。緊急時には約2000人を収容できる。発電装置や換気装置も完備している。

同市では2008年5月の震災の経験から、避難施設の建設が進められているが、工事不要ですぐに被災者を収容できる地下施設の活用が検討されてきたという。(翻訳・編集/東亜通信)

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