中国のケンタッキー、単品値上げ・セット値下げで売り上げ回復なるか

Record China    2006年12月13日(水) 17時27分

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ケンタッキー・フライドチキンが中国進出後2度目の値上げを行う。単品の値段を上げる代わりに、セット商品の値下げを行い、売り上げを回復しようとの狙いがあるようだ。

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2006年12月13日、ファストフード店「ケンタッキーフライドチキン」は、中国国内での商品の一部値上げを発表した。対象商品は単品のフード、ドリンク類で、一律0.5元(約7.5円)の値上げということだが、逆にセット商品の価格設定は1.5〜2元(約23〜30円)引き下げるという。12月25日からの実施を前に、中国でケンタッキーを統括する百勝餐飲グループ(Yum! Restaurants China)は、今回の価格調整の理由をいくつか公表した。

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ここ数年、ファストフード店における人件費や仕入れに関するコストは上昇しており、全国に1700軒以上ある店舗のテナント料などの維持管理も厳しいとして、事業展開を新たに見直した結果の値上げだという。単品の値上げをしても、セット商品の値下げで消費者にはお得感をアピールできる。いつも単品を購入していた人がセット商品を選べば1人あたりの単価は上がり、売り上げは回復する、という狙いだろう。今回はケンタッキーが中国市場に進出してから第2回目の値上げとなるが、具体的にどの商品が値上げの対象になるかはまだ公表されていない。

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