2010年7月23日、通信キャリア最大手の中国移動が近く、新世代の光ファイバーネットワーク建設に乗り出す。仏アルカテル社の光ネットワーク・ソリューションを用い北京市を含む14省・市に構築するもので、光ファイバーを使用したブロードバンドサービスは、1回線の通信速度を20Mbpsに設計する。中国の複数のメディアが伝えた。

アルカテル社はGPON（ギガビット・パッシブ・オプティカル・ネットワーク）ソリューション「7342 ISAM（インテリジェント・サービス・アクセス・マネージャ） FTTU（ファイバ・トゥ・ザ・ユーザー）」などを導入。各世帯別、各ビル別までの光ファイバー網敷設を支援する。

別の大手キャリアの中国電信、中国聯通もそれぞれ光ファイバー網を建設する。中国電信は18省・市に敷設。中国聯通は北京市内の自社ネットワークに関して、2010年末までに20Mbpsのブロードバンドカバー率を50％に引き上げる。（翻訳・編集/東亜通信）