Record China 2010年7月29日(木) 12時5分
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29日、京華時報は記事「北京動物園のパンダ・水霊が死亡=従業員は死亡報告隠ぺいを否定」を掲載した。写真は昨年4月、北京動物園に向かう前の「国慶パンダ」。
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2010年7月29日、京華時報は記事「北京動物園のパンダ・水霊が死亡=従業員は死亡報告隠ぺいを否定」を掲載した。
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7月5日、北京動物園パンダ館を参観した盧さん。パンダたちを見ているうちに「国慶節パンダ」のうち1頭の姿が見えないことに気がついた。昨年、建国60周年を記念して四川省から6頭のパンダの赤ちゃんが北京動物園にやってきた。すでに2頭が送り返されたが、なお4頭が残っているはず。しかし一番元気で、食いしんぼの水霊の姿が見えない。実は盧さんは、2日にもパンダ館を参観していたが、その時は元気がなさそうだったとはいえ、確かに水霊はいたという。
それから20日以上が過ぎたが、水霊は一向に姿を現さない。パンダ館を訪問するたびに従業員に状況を尋ねたが、答えはいつも「暑すぎますからね。水霊も出てきたがらないんですよ」と返答していたという。
どうもおかしいとにらんだ盧さんは26日、中国保護パンダ研究センターに連絡した。その答えは驚くべきもので、水霊は7月5日に死亡していたという。28日、北京動物園関係者もパンダの死を認めた。腸捻転が死因と見られる。
なぜ水霊の死を隠していたのかと盧さんはおかんむり。北京動物園広報課担当者は、この不幸なニュースをパンダ好きのみんなに伝えたくなかっただけで、決して隠していたわけではないと弁明。張金国(ジャン・ジングオ)副園長は完全な病理報告が完成してから発表するつもりだったと涙ながらに説明した。なお国家林業局ニュース処職員によると、パンダの死亡をただちに公表するよう規定した法律はないという。(翻訳・編集/KT)
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