誤ってゴム飲んだイルカを、大巨人が素手で手術(下)―遼寧省瀋陽市

Record China    2006年12月14日(木) 18時21分

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誤ってゴム片を飲んでしまったイルカの手術が行われたが、これ以上腹を切り裂くのは危険だということになった。そこで腕の長さが106cmの巨人が呼ばれ、素手でゴム片を摘出、イルカを救った。

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2006年12月7日、遼寧(りょうねい)省瀋陽(しんよう)市にある「皇家極地海洋世界」という海洋パークで、胃の中の異物を摘出するため、お腹を切り開かれた可哀相なイルカを救うには、これ以上カラダを傷つけないことが必須と判断した医師団。原始的だが直接口から手を突っ込んで、ゴムを取り除くことしかないと結論を出した。これなら術後のダメージも少ない。誰か手の長い人はいないか、とスタッフは奔走した。そして昔、日本のテレビ番組「びっくり人間大集合!」的なものに出演し中国でも有名人となった、モンゴルに住む大巨人に白羽の矢が立った。普通の人の片腕はだいたい60cmのところ、彼はなんと106cmということで、腕の長さは申し分ない。

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そして身長236cmのモンゴル巨人、喜順(シーシュン)さんに連絡をすると、彼は快く引き受けてくれた。飼育係や医療関係者が見守る中、イルカ2頭の口から差し入れた彼の手は見事、胃の中に到達。異物をつかみ出した。イルカは助かった。そしてその後、彼の手はゴッドハンドと呼ばれ、握手を求められる有名人として人気を集めている。まさに大は小を兼ねる、である?

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