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7月30日、中国国防部は25〜28日に行われた米韓合同軍事演習を強く非難、中国は外国が機に乗じて中国の安全を脅かすいかなる活動も許さないとの強い声明を出した。写真は中国海軍北海艦隊の演習。
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2010年7月31日、韓国紙・朝鮮日報によると、韓国の哨戒艦「天安」の沈没事件後に早々と実施を予告していた米韓合同軍事演習が7月25〜28日に韓国東南部沿岸で行われたが、中国国防部は30日、「黄海であろうと他の中国近海であろうと、中国は外国が機に乗じて行ういかなる中国の安全と利益を害する活動にも断固たる反対を表明する」と発表した。環球時報が伝えた。
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記事によると、今回の軍事演習を前に、中国外交部は5〜6度にわたり反対声明を出していたが、国防部が反対を表明したのはこれが初めて。中国は最近1か月間に、黄海の海上と沿岸部で3度の大規模な軍事演習を行ったことが明らかになっており、近く南シナ海で再び大規模軍事演習を行うことを計画しているという。
26日に行われた演習では、中国海軍の北海、東シナ海、南シナ海の3大艦隊の主力駆逐艦が南シナ海の特定海域に動員され、艦対空ミサイルや対艦ミサイルを発射した。英国国際戦略研究所(IISS)の研究員は、「これほど多くの中央軍事委員と軍幹部が大挙して参観する海軍軍事演習は過去に例を見ない。発射したミサイルの数も非常に多く、中国は米国に対して明確なメッセージを発したと見るべきだ」と指摘した。(翻訳・編集/津野尾)
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