2010年7月26日、中国証券報によると、清科研究センターの発表した「2010年中国のEコマース、B2C市場投資研究報告書」から、09年の中国におけるB2C（企業・一般消費者間取引）のネットにおける小売市場販売規模が224億元（約2858億円）に達していることが分かった。

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報告書によれば、B2C市場シェアでは、3C家電（コンピュータ、コミュニケーション、コンシューマー）が最大で、販売額は99億元（約1264億円）と44．2％のシェアを占めた。衣類は39億元（約498億円）で17．41％、宝飾品は13億9000万元（約177億円）、ベビー・マタニティ品は8億2400万元（約105億円）といずれも市場規模が拡大を続けていることが明らかになった。出版は26億元（約332億円）でシェア11．61％と、市場規模は横ばいとなった。

09年には中国国内の衣類市場全体の販売規模は1兆490億9000万元（約13兆4000億円）、年間成長率は21．6％と、06年以降最大の成長幅となり、特に衣類品のB2Cにおける成長は著しく、今後も大きな成長が期待できるとみられている。（翻訳・編集/岡田）