Record China 2010年8月5日(木) 6時48分
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3日、福建省内の福州市とアモイ市を結ぶ福厦高速鉄道が開通して100日が経過。合計で450万人を輸送し、中国における平均乗車率が最も高い路線となった。
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2010年8月3日付の中国新聞網によると、福建省内の福州市とアモイ(厦門)市を結ぶ福厦高速鉄道(高鉄)が開通して100日が過ぎた。南昌鉄路局によると、4月26日の開業以来、1日25本が運行され、およそ4万5000人を運送する。これまで合計で450万人を輸送したことになり、中国における平均乗車率が最も高い路線となった。
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福厦高鉄の開通以来、福州駅ののべ利用人数は140万人を突破し、高速鉄道開通以前と比べ、150%の利用率となっている。さらに7月には夏休みを迎え、「上海万博ツアー」やアモイへの「鷺島ツアー」、学生の夏季休暇などのため利用者が増加し、1日平均5万4000人を運ぶ。現在では切符の購入が非常に困難になっており、運行本数を1日37本に増やす予定だ。
福厦高鉄の利用目的は出張、学生の帰省、親戚訪問、旅行などが主だが、同路線の開通により、福州とアモイは1日で移動できるようになり、沿線には「高鉄経済」とも言うべき経済効果をもたらしている。
同時に、福建省内で働く台湾出身者にとっても大きなメリットをもたらし、福建省沿海部には「2時間経済圏」が形成されている。福厦高鉄は、わずか80分で台北へ直行する航空便と接続されているとともに、アモイと金門島間の通商・通航・通郵を認める小三通のルート上にあるためだ。これにより、台湾からの訪問者やビジネスマンにとっては数時間で福建省内の移動が可能となり、投資の増加という効果が生まれている。(翻訳・編集/小坂)
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