Record China 2010年8月10日(火) 20時43分
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9日、中国で実はあまり良く知られていない現代日本の姿を知ってもらおうと、日本の本を中国語に翻訳し出版する事業を、日本の財団と中国の出版社が共同で進めている。写真は貴州省鎮遠にある「和平村」と呼ばれる旧日本兵捕虜収容所。
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2010年8月9日、中国で実はあまり良く知られていない現代日本の姿を知ってもらおうと、日本の本を中国語に翻訳し出版する事業を、日本の財団と中国の出版社が共同で進めている。中国新聞社が伝えた。
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日本の笹川平和財団と中国社会科学文献出版社が昨年、同事業を発足。「現代日本紹介図書シリーズ」として今後10年間で年間10冊、計100冊の図書を中国語に翻訳し、出版するという試みだ。
中国では現代日本に関する情報が実は非常に少ないため、一般の中国人の日本に対するイメージはいまだに「過去の歴史」を引きずったものになりがち。こうした現状を打破すべく、日本側からも積極的に情報を発信しようというのが本事業の主旨となっている。
日中両国の専門家からなる選考委員会が「推薦図書リスト」を作成し、中国の大手出版社を集めた「現代日本紹介図書シリーズ編集委員会」で版権交渉、翻訳者の選定、翻訳、出版までを担うという。編集委員会には社会科学文献出版社のほか、三聯出版社、北京大学出版社、世界知識出版社、南京大学出版社などが名を連ねる。
記事によれば、これまでに翻訳出版されたのは、「戦後日本の大衆文化」(鵜飼正樹、永井良和、藤本憲一編)、「富士山と日本人」(青弓社編集部編)、「ホーンブック 地方自治」(礒崎初仁、金井利之、伊藤正次共著)、「日本文化の歴史」(尾藤正英著)、「戦後マンガ50年史」(竹内オサム著)の5冊。(翻訳・編集/NN)
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