世界の若者の失業率、09年は過去最高の13%―国際労働機関

Record China    2010年8月13日(金) 4時49分

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12日、国際労働機関は09年の世界の若者の失業率が過去最高を記録したと報告した。高失業率は今年も続くと見られている。写真は7日、北京で開かれた就職面接会。

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2010年8月12日、国際労働機関(ILO)は09年の世界の若者の失業率が過去最高を記録したと報告した。高失業率は今年も続くと見られている。新華網が伝えた。

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ILOが発表した報告によると、09年末時点で、世界の15歳から24歳までの若年層6億2000万人のうち8070万人が失業中であることが分かった。金融危機前の07年と比べ780万人増え、過去最高を記録した。失業率は07年の11.9%から1.1ポイント上昇し、13%に達した。報告は、「このままでは生活や将来に希望の持てない若者が増えるだけ」だとして対策の強化を呼び掛けている。

ILOによると、2010年の若者の失業率は13.1%とさらに上昇し、2011年には12.7%とやや減少するが、失業率は依然として高水準が続く見通し。若年層は就業経験が乏しいなどの理由から、世界的な経済危機による影響が他の年齢層より顕著だった。(翻訳・編集/NN)

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