「09年のエネルギー消費量世界一は中国ではない」、書面で正式反論―中国

Record China    2010年8月15日(日) 7時15分

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11日、中国の国家エネルギー局と国家統計局は、国際エネルギー機関が発表した「09年に中国が米国を抜いて世界最大のエネルギー消費国となった」との報告に対し、新華社通信を通じて声明を発表し、書面で正式に否定した。資料写真。

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2010年8月11日、中国の国家エネルギー局と国家統計局は、国際エネルギー機関(IEA)が7月に発表した「09年に中国が米国を抜いて世界最大のエネルギー消費国となった」との報告に対し、新華社通信を通じて声明を発表し、書面で正式に否定した。12日付で第一財経日報が伝えた。

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IEAは7月、09年のエネルギー消費量は石油換算で中国が22億5200万トン、米国が21億7000万トンだとし、中国が米国を抜いて世界最大のエネルギー消費国となったと発表した。

これに対し、中国国家エネルギー局総合司の周喜安(ジョウ・シーアン)司長は7月20日、「IEAは中国の具体的状況を理解していない。関連データは中国国家統計局のものと合致していない」と反論。また、「09年のエネルギー消費量は石炭換算で31億トンで、米国よりも少ない」と主張していた。

両局が11日に発表した声明によると、中国の09年のエネルギー消費量は石油換算で21億4600万トンで、米エネルギー情報局(EIA)が公式サイトで7月末に発表した米国の09年のエネルギー消費量23億8200万トンよりも2億トン以上少ない。また、国民1人当たりのエネルギー消費量は米国の約5分の1であるとしている。(翻訳・編集/HA)

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