Record China 2010年8月19日(木) 13時2分
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18日、人民網は記事「中韓海底トンネル建設は月末にも発表か=韓国政府、民間には切実な思い」を掲載した。日韓、韓日、そして日中を結ぶ東アジア海底トンネル網建設が今や現実間近の課題として検討されているという。写真は東アジア海底トンネルの構想図。
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2010年8月18日、人民網は記事「中韓海底トンネル建設は月末にも発表か=韓国政府、民間には切実な思い」を掲載した。今月24日、25日にはソウルで東北アジア海底トンネルシンポジウムが開催される。同会に出席する浙江省交通科学研究所の許雲飛(シュー・ユンフェイ)副総エンジニアは、具体的な建設日程、プランが公開されるかもしれないと期待を高めている。
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許氏が中韓海底トンネル構想を初めて提唱したのは1992年。2004年には中韓両国の会議で許氏は構想を披露。韓国サイドの注目を集めた。一部専門家は中韓、日韓、中日を海底トンネルで結び、さらにはシベリア鉄道と連結することで、東アジア全域に広がる鉄道網構築を提言したほどだ。
韓国・京畿道開発研究院の趙応来副院長は、海底トンネル完成の暁にはソウルから北京までわずか4時間26分、ソウルから上海まで5時間31分で結ばれると計算している。一方、許氏はさらに壮大なプランを描いている。従来型の高速鉄道でも磁気浮上型のリニアでもなく、空気浮上式列車を採用するべきと提言。リニアと比べはるかに低コストで、かつ時速600km以上の高速を実現するという。
もっとも長さ300kmを超える海底トンネルの建設にはまだまだ多くの技術的課題が残されている。安全性と環境面との双方に目配りしたプランが実現可能なのか、さらなる研究が必要となる。(翻訳・編集/KT)
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