Record China 2010年8月24日(火) 14時40分
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16日、米誌ディプロマシーは、世界は向こう20年間にかつてない都市化を経験するとの見方を示した。その舞台はアジアで、主役は中国とインドだという。写真は完成直前の西安市のマンション。建築許可の無効により取り壊されるという。
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2010年8月16日、米誌ディプロマシーは、世界は向こう20年間にかつてない都市化を経験するとの見方を示した。その舞台はアジアで、主役は中国とインドだという。19日付で環球時報が伝えた。
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記事は、将来わずか20年のうちに、人口400万人を超える中国の都市は44、インドの都市は11を数えるようになると予測。20年後の人口比では、55歳以上の人口が中国では28%、インドでは16%になるとも予想した。2025年、70%の中国人が100万都市で生活するようになり、2030年までに中国の100万都市は221都市にまで増加するという。
同記事はまた、中国が今後20年間で建設する必要のある総合住宅建造物の延床面積は400億平方メートルに達し、これは2年毎にニューヨークの都市全体を建てる建築量に匹敵すると指摘。都市化の過程で投入される資金は、中国で35〜40万億ドル、インドで2.2万億ドルになるほか、教育や医療などに巨額の投資が必要になるという。
同記事はさらに、中国の都市における中産階級は3倍に増加、インドでは4倍に増加し、中国とインドの都市住民の1人当たりGDPの農村住民との格差は、それぞれ3.5倍と5倍になると予測した。
都市化によって鉄道、道路、地下鉄などが整備されるとともに、自家用車の需要も大幅に増加することが見込まれるが、公的交通手段の整備は人口増に追いつかず、慢性的な渋滞が将来も続くという。中国の都市化における最大の課題の一つは水不足の解決で、将来数年間で1200億ドルが水資源の管理のために必要になると同記事は分析している。(翻訳・編集/津野尾)
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