がんの低年齢化が加速、ストレスや過労が誘因に―WHO

Record China    2010年8月25日(水) 16時22分

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20日、世界保健機関は2030年に最も多いとされる死因を予測し、がんが引き続き死因の首位となった。低年齢化も進んでいる。写真は寧波市のがん患者。

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2010年8月20日、深セン特区報によると、世界保健機関(WHO)は2030年に最も多いとされる死因を予測し、がんが引き続き死因の首位となった。また近年、がん患者の低年齢化が進んでいると指摘した。

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国際対がん連合(UICC)のEduardo Leon Cazap主席によると、低年齢化の進んでいるがんにはリンパ腫、乳がん、肺がんが挙げられる。環境汚染の深刻化、ストレスや過労、不規則な生活などが内分泌系を乱し免疫系統を破壊するという。「中国の経済発展に伴い、がんの発病率も高まる。最も怖いのは、長い潜伏期間を経て発病することだ」と主席は警告する。

がん患者の多くは闘病中の精神状態が良くないとされ、過度な緊張や抑うつ状態ががんを活性化する可能性があり、反対に楽しさ、喜び、楽観、安全感、満足感、美感、理解感、栄誉感などは抗がん物質を体内で分泌するのを促進するという研究結果がある。正しい食生活や良い心理状態が免疫力を高め、最良の「抗がん剤」になるという。(翻訳・編集/中原)

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