2010年8月23日、フィリピンの首都マニラで外国人ら25人を乗せた観光バスが乗っ取られた。客の大部分は香港から来ていた観光客。これまでに子供3人を含む6人が解放されたが、残りは今も人質となっている。新華社通信が伝えた。

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記事によると、同日午前9時（現地時間、以下同）ごろ、マニラ市中心部で香港の旅行会社、康泰旅行社が所有する観光バスが乗っ取られた。犯人はフィリピン警察の元警察官。同日正午までに子供3人を含む6人が解放されたが、犯人は残りの人たちを人質に現在も立てこもっている。

事件発生後、フィリピンのベニグノ・アキノ大統領は犯人に向け、「人質の人命を尊重するよう」呼び掛けた。現在は、警察当局が人質解放のため、犯人との交渉にあたっているという。（翻訳・編集/NN）