2010年8月28日、中国工業情報化部科学技術課の沙南生（シャー・ナンション）副課長は、以前と比べれば改善されたものの、中国の一部工業製品、とりわけ建設機械製品の安定性と信頼性の低さが、「メイドインチャイナ」の市場競争力を削いでいると発言した。29日、新京報が伝えた。

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同発言は中国標準化協会信頼性専門委員会結成大会でのもの。中国工業情報化部は最近、中国の工業機械製品に1000時間の信頼性テストを実施したところ、150〜300時間の水準にとどまった。国際的な水準は500〜800時間とほぼ3倍もの差がついている。

中国工程院院士、中国標準化協会信頼性専門委員会主任委員の李京文（リー・ジンウェン）氏も、中国製品の信頼性はまだまだ先進国とはかけはなれていると認めた。信頼性の向上は、メイドインチャイナの国際的イメージと核心的競争力の向上に資するもので、製品の品質問題を解決する戦略的な任務だと話している。（翻訳・編集/KT）