Record China 2010年9月1日(水) 3時41分
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29日、2011年からの第12次5か年計画で、珠江デルタ地域の高速鉄道を重点的に開発し、北京・上海など各主要都市と数時間で結ぶ計画が進められていることがわかった。写真は完成した福州南駅。
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2010年8月29日、広州日報は、中国は「十二五(第12回5か年計画、2011−15年)」で、珠江デルタ周辺9省・自治区(福建、江西、広西、海南、湖南、四川、雲南、貴州、広東の各省・自治区)において継続的に鉄道を建設し、香港・マカオ地区ともより密接な経済協力を進めることを計画していると報じた。
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記事によると、同地域の鉄道建設の目玉は高速鉄道網で、これが完成すると福州−北京間は7時間、福州−上海間は3時間、福州−広州間は4時間で結ばれるようになる。これらの路線は従来20時間程度かかっていた。
珠江デルタ周辺9省・自治区のGDPは全中国の3分の1を占めているが、鉄道網の密度は114.4km/毎1万平方キロメートルで、ドイツの13分の1、日本の9分の1、インドの3分の1にとどまっている。中国は次の5か年計画で、同地域の鉄道を重点的に開発する計画だ。
開発により福建鉄道の営業距離は現在の1847kmから5000km以上に伸び、主要都市のほか、南昌・合肥などにも3時間でつなげる計画だ。さらに、高速鉄道網は同地域における沿海主要都市の人口の70%をカバーし、周辺都市から1〜2時間で福州、アモイなどに移動できるようになるという。(翻訳・編集/津野尾)
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