2010年8月27日、中国最大の家電メーカー・青島ハイアールが発表した2010年6月中間期決算は純利益が前年同期比51．83％増の10億8000万元だった。売上高は同39．48％増の296億4800万元。原材料高が逆風となる中、粗利益率が高い付加価値製品の販売を強化し、収益力を保った。証券時報が伝えた。

冷蔵庫の販売シェアは25．2％で2位以下を大きく引き離してトップを保持。洗濯機も24．48％のシェアでトップ。エアコン部門ではノンフロンタイプのインバータ―エアコンのシェアが29．1％となって業界トップを獲得した。

同社によると、この期はグループ会社の買収・再編を進めて業容を拡大したほか、農村市場の開拓を加速させた。（翻訳・編集/東亜通信）