2010年8月31日、中国の3大国有航空会社の2010年上期（1−6月）決算が出揃った。3社の純利益合計は前年同期比111％増の87億1400万元（約1078億円）に達し、全世界の航空会社の年間純利益（予想）の半分を上回った。安徽省のニュースサイト・中安在線が伝えた。

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国際航空運送協会（IATA）の推計では、2010年の全世界の航空会社の年間純利益合計の予想額は25億ドル（約2100億円）。一方、中国の3大国有航空会社である中国国際航空（CA）、中国東方航空（MU）、中国南方航空（CZ）の今年上期の純利益は、それぞれ46億9400万元、19億4400万元、20億7600万元で、合わせて87億1400万元（約1078億円）に達し、世界の年間純利益の半分以上を占めた。

前年同期比で見ると、国際航空が60．44％増、東方航空が49．7％増、南方航空が5363％増。南方航空は2009年上期の3800万元（約4億7000万円）から、大幅増加となった。今年下期（7−12月）も上海万博が10月末まで開催されるほか、11月のアジア競技大会（広州）、夏休みや10月の国慶節、年末年始など多くのイベントが控えており、引き続き好調な伸びが見込まれる。（翻訳・編集/NN）