Record China 2010年9月1日(水) 13時37分
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8月27日、自分のことを「野心的」とみなしている米国の女性は全体の3分の1程度だが、中国の女性の場合は約3分の2。さらに出世を願う中国の女性は75%を上回るという。資料写真。
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2010年8月27日、米誌・ニューズウイーク(電子版)は「中国女性は米国女性より野心的」という記事を掲載。現代中国における女性の社会進出度の高さについて報告した。30日付で新華網が伝えた。
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ニューヨークに本部を置き、ワーク・ライフバランスに関するガイドラインを策定する独立系の調査機関・CWLP(Center for Work-Life Policy)が今年はじめに発表した研究結果によると、大学以上の高等教育を受けた米国女性のうち3分の1が自分自身について「野心的」と答えたのに対し、中国では3分の2に近い数の女性が自らを「野心的」とみなしていることが判明。さらに中国では75%を上回る女性が会社内で高いポストにつくことを望んでいるのに対し、米国では約50%との調査結果も。
これらの数字について、同センターのラシッド副総裁は「中国の女性は仕事に打ち込める環境を与えられているだけでなく、彼女たちの活躍を社会が期待している」と説明。「中国では、女性の職場での成功を妨げるような制度そのものがない。このため、中国では女性幹部や女性指導者は決して珍しい存在ではなく、全国人民代表大会で女性の占める割合は21.3%にのぼり、米国議会の比率を上回っている」というアジア協会(Asia Society)理事の指摘もある。
さらに、女性役員を置く企業の割合は中国企業では80%だが、米国では3分の2にとどまっている。女性役員が占める人数の割合も中国の31%に対し、米国は20%だった。(翻訳・編集/本郷)
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