北朝鮮ナンバー2が平壌で中国軍幹部と会談、「軍事関係を強化したい」―英メディア

Record China    2010年9月2日(木) 16時0分

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1日、北朝鮮ナンバー2の金永南・最高人民会議常任委員長は、平壌を訪問した中国人民解放軍瀋陽軍区のトップ、張又侠・司令官と会談し、「中国との軍事関係を強化したい」との考えを示した。写真は中国吉林省延辺朝鮮族自治州から見た北朝鮮。

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2010年9月1日、北朝鮮ナンバー2の金永南(キム・ヨンナム)最高人民会議常任委員長は、平壌を訪問した中国人民解放軍瀋陽軍区のトップ、張又侠(ジャン・ヨウシア)司令官と会談し、「中国との軍事関係を強化したい」との考えを示した。英BBC放送の中国語版ウェブサイトが伝えた。

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金委員長は「朝中両国の各分野における交流と協力をより強固なものとし、発展させるため、両国軍の友好的な協力関係の強化にたゆまぬ努力をする」と話した。また、「両国の伝統的な友誼は歴史的な試練を受けたものの、力強い生命力を発揮した」とも述べた。両国の国営メディアは先日、北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記が中国東北部を訪問したことを報じたばかり。

中国メディアによると、金総書記は長春で胡錦濤(フー・ジンタオ)国家主席と会談し、「中国との対話や協力を通じて、1日も早く6か国協議に復帰したい」との考えを示していた。金総書記は5月にも訪中しており、これほど短期間に2度も訪中するのは異例のこと。その目的は経済支援の要請と、後継体制づくりだと見られている。

韓国は海軍哨戒艦「天安」の沈没事件を受け、米国と黄海で合同軍事演習を行う計画だと発表した。これに先立ち、中国海軍の北海艦隊が1〜4日、山東省青島東南の黄海で定期演習を実施しているが、その目的の1つは米韓を牽制するためだと記事は指摘している。(翻訳・編集/NN)

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