Record China 2010年9月4日(土) 8時4分
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1日、南方日報は記事「2010年中国民間企業500強発表=珠江デルタ企業はなぜ長江デルタ企業に勝てないのか」を掲載した。民間企業の業績は好調だが、国有企業と比較すると大差がついているという。写真はトップの江蘇沙鋼集団有限公司傘下の圧延工場。
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2010年9月1日、南方日報は記事「2010年中国民間企業500強発表=珠江デルタ企業はなぜ長江デルタ企業に勝てないのか」を掲載した。
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全国工商連合会は「2010年中国民間企業500強」を発表した。トップは江蘇沙鋼集団有限公司。2位が蘇寧電器、3位がレノボだった。500強入りのラインは営業収入36億6000万元(約454億円)と初めて30億元の大台に乗った。民間企業の業績も好調だが、国有企業の力はそれをはるかに凌ぐもの。国有企業トップ2の中国移動と中国石油の純利益の合計は、民間企業500強の総和を超えている。改めて「国進民退」(国有企業が成長し民間企業が衰退する)問題がクローズアップされた。
また、500強に広東省の企業が少ないことも注目されている。広東省の民間企業GDPは中国一。しかし500強入りした企業はわずかに13社にとどまる。一方、江蘇省と浙江省を中心とした長江デルタ地帯からは405社がランクインしている。
全国工商連合会の調査担当者は、500強のリストは参加を希望した企業のみから選ばれており、業績もまた自己申告であることが要因ではないかと指摘した。また一部大企業には香港で上場したり、省外に登記地を移すなどの動きもあるようだ。(翻訳・編集/KT)
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