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1日、中国内モンゴル自治区烏海市の烏達炭田に100台以上ものダンプカーやフォークリフトが集結し、何と半世紀にもわたって燃え続けているという火事の消火作業に乗り出した。写真は03年に炭田を訪れたドイツの視察団。
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2010年9月1日、中国内モンゴル自治区烏海市の烏達炭田(神華烏海能源公司所有)に100台以上ものダンプカーやフォークリフトが集結し、何と半世紀にもわたって燃え続けているという火事の消火作業に乗り出した。中国広播ネットの報道。
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炭田内は16か所、総面積349万6000平米にわたって火災が続いている。燃焼面積が膨大で地形が複雑なこともあり、消火には大きな困難がつきまとってきた。資源と環境を守るため、01年に中国国家発展改革委員会へ申請された消火プロジェクトが批准されたのは06年のこと。1億6260万元(約20億円)を予算に上げ、今年6月までに7658万元を投じた。予算の約3分の1は国家から拠出されている。
今回、消火の対象となっているのは炭田内の3か所。4年をかけて実施にあたるという長大なプロジェクトで完全消火を目指す。1961年に出火したこの火災、原因が自然発火だったということもあってか、当初は企業も地元政府もそれほど重視していなかったという。しかし、80年代に入って乱掘が進むと“火の通り道”が多く形成され、火災はどんどん燃え広がった。(翻訳・編集/愛玉)
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