Record China 2006年12月19日(火) 19時5分
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中華英才ネットワークが発表したデータによると、ボーナス支給時に他人より低い額を与えられたと感じた雇用者の半数以上が、別の仕事の機会をうかがうという。不公平感を抱かせないようにすることが、雇用主にとって必須といえよう。
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「ボーナスをもらうとき、不公平な扱いを受けたらどうしますか?」このようなアンケートをとると、「転職先を探し始める」と答える人が、質問を受けた全体の47.9%を占めることが分かった。
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最近中華英才ネットワークが発表した「勤め先に対する意識調査」の結果によると、アンケート対象者の3.2%が冒頭にあげた質問に対し「辞職もいとわない」と答え、5.8%が「沈黙を保持する」と回答したという。中華英才ネットワークによると、「ボーナスを支給するには、社員を公平に扱っていることを示すことが前提で、それから初めて彼らに満足感を与えることができる」と指摘し、「社員に給与制度の企画や管理などに参加してもらうことが、長い目で見ると最も効果的で、社員を満足させる力も持つ」という。
社員が会社にいつかないような不安定な企業は、競争力のある優秀な人材を求め、引き抜きを行うことがよくある。そのためには給与の面でも、同業社に差をつけなければ人材は寄ってこない。中華英才ネットワークは、「内向的な中国人は、給料を上げてほしいとはなかなか言いにくいのです」と分析する。調査によると、上司に給料を上げてもらいたいと言ったことが一度もない人は51.3%で、全体の半分以上を占めているそう。その理由については42.7%が、給与アップを要求しても、会社が応じてくれるはずはないと思っている。25.8%は、自分への評価が高すぎるということで、上司に悪い点をつけられると思っている。22.0%は特別な理由もなく、ただ静観。最も少なかった9.5%の回答は、上司に転職を疑われるかもしれないと心配し、給与アップを口にすることは控えているそう。
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