喫煙人口3億人、低所得層と富裕層が大半占める―中国

Record China    2010年9月6日(月) 15時46分

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5日、WHOの協力により中国疾病予防コントロールセンターが中心となって2010年上半期に行われた喫煙に関する全国調査から、中国の喫煙人口が3億人以上に達することが明らかになった。

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2010年9月5日、重慶晩報によると、世界保健機関(WHO)の協力により中国疾病予防コントロールセンターが中心となって2010年上半期に行われた喫煙に関する全国調査から、中国の喫煙人口が3億100万人にも達することが明らかになった。

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調査によれば、中国都市部におおける喫煙人口は約1億人。残り2億人は農村在住者となっており、性別にかかわらず農村部のほうが喫煙人口が多く、喫煙率も高いという結果になった。地域別に見ると、都市部の男性では山西省の喫煙率が最も高く、遼寧省、雲南省と続いた。女性では天津市、黒竜江省、内モンゴル自治区だった。

職業別に見ると、肉体労働に従事する男性の喫煙率が最も高い。また、学歴が低いほど喫煙率が高い結果となった。所得別では、低所得者と平均月収が5000元(約6万2000円)以上の高所得者層で喫煙率が高くなっている。

喫煙人口増加の背景には社会的ストレスがあるとされ、そのため低所得者と高所得者の層の喫煙率が高くなり、平均的な中間層の喫煙率が低くなるという結果になったのではないかと指摘されている。(翻訳・編集/岡田)

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