米高官訪中の目的とは?人民元レート切り上げを要請か―中国紙

Record China    2010年9月7日(火) 11時55分

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5日から8日まで、サマーズ米国家経済会議議長とドニロン米大統領副補佐官(国家安全保障担当)は中国を訪問する。その目的は米中の緊張緩和と人民元レート問題と見られる。資料写真。

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2010年9月5日から8日まで、サマーズ米国家経済会議議長とドニロン米大統領副補佐官(国家安全保障担当)は中国を訪問する。その目的は米中の緊張緩和と人民元レート問題と見られる。6日、解放日報が伝えた。

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米中関係には最近、2つの新たな争点が生まれている。第一に海洋安全保障の問題。朝鮮半島付近での米韓合同軍事演習や米越合同軍事演習などの動きに中国は神経を尖らせている。もう一つの問題は経済。米国の二番底懸念が高まる中、人民元レートのさらなる切り上げを求める声が高まっている。

一方で、サマーズ議長らの訪中は両国首脳会談の事前準備に過ぎないとの見方もある。9月の国連総会、11月のアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議、G20、気候変動枠組み条約第16回締約国会議(COP16)など、米中首脳が年内に顔を合わせる機会は多い。また来年には胡錦濤(フー・ジンタオ)国家主席が訪米する見込で、その前に両国関係の調整が必要と見られる。(翻訳・編集/KT)

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