Record China 2010年9月7日(火) 17時55分
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6日、華字紙・日本新華僑報の蒋豊編集長は「中国大使館が訪日中国人観光客に『温泉の入り方』を指南」と題した記事を中国のブログサイトに発表した。写真は和歌山の温泉。
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2010年9月6日、華字紙・日本新華僑報の蒋豊(ジアン・フォン)編集長は「中国大使館が訪日中国人観光客に『温泉の入り方』を指南」と題した記事を中国のブログサイトに発表した。以下はその概略。
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中国の政府機関が中国人観光客に「風呂の入り方」を教えていると言っても、誰も信じないだろう。だが、本当なのだ。在日本中国大使館が2日、ホームページに掲載した「中国公民向け訪日旅行に関するお知らせ」には、「正しい温泉の入り方」が詳しく書かれている。「お知らせ」は全部で4章。「出発準備」「出入国」「日本到着後」「特に気を付けること」に分かれているが、大使館のホームページにこれほど懇切丁寧なお知らせが掲載されたのを見たのは初めてだ。
「温泉の入り方」の説明にはこう書かれている。「温泉は男女別になっているので、ご注意を。お湯に浸かる際はかけ湯をして身体を洗い流してから、素っ裸で入ること。髪の長い人はきちんと束ねる。タオルをお湯に入れない。お湯の中で石鹸を使わない、身体をこすらない、もぐらない、はしゃがない。心臓病や高血圧の人は長時間浸かるのを避ける。泥酔、刺青、皮膚病は入浴禁止」。
かなり詳しく書かれているが、1つ問題がある。それは、日本の温泉には「混浴」もあるという点に全く触れていないことだ。恐らく故意に書かなかったと思われる。「お知らせ」の別の項には「風俗店など事件に巻き込まれやすい場所には行かないこと」とあるので、中国政府は少なくとも中国人観光客絡みの厄介事だけは避けたいと考えているのだろう。
だが、実は混浴にそれほど神経過敏になる必要はない。異性の身体をじろじろ見なければ良いだけだ。それに、そこまで考えるほど若い女性などほとんどいないのだが。(翻訳・編集/NN)
●蒋豊(ジアン・フォン)
25年以上にわたってメディアの仕事に携わる。99年創刊で年間発行部数324万部を誇る日本の中国語紙・日本新華僑報編集長。
※本記事は筆者の承諾を得て掲載したものです。
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